4月ですね!!これから色々な花が咲き出します。
なのに、きれいな花が咲く事も無く、あまり注目されないイネ科。
一言で言えば地味。
ですがよく観察すれば個々のフォルムは美しさが感じられます。
八丈島にはどんなイネ科があるのでしょうか?.....探してみようと思います。 (紹介は撮影順。)
スズメノカタビラ 花期3〜6月
ミゾイチゴツナギ 花期4〜5月
スズメノテッポウ 花期4〜6月
セトガヤ 花期4〜5月 識別点(小穂が大きい、芒が長くでる、葯が白い。)
カモジグサ 小穂が紫色を帯びる。
ミドリカモジグサ 芒の色が緑色で他はカモジグサと同じ。
アオカモジグサ アオカモジグサの小穂は緑が強く、内頴は護頴より短いことで同定。
ヤマカモジグサ カモジグサ類に似るが、茎と葉には毛があり、小穂には1mm位の短い柄がある。
コバンソウ 揺らして遊べる。
ヒメコバンソウ お腹が空いてると 小さい おにぎりに見える。
前回ミゾイチゴツナギと紹介した画像ですが、高さや葉の幅がオオイチゴツナギに近いと思われるので訂正しました。
ネズミムギも賑やかになってきました。
イヌムギの画像差し替えました。小花を開いて葯(0.5ミリ)の長さを確認した画像です。
コヌカグサは、開花前の姿なので、開花したら差し替える予定です。(差し替え済み)
*いやー参りました。山にランが咲き始めたというのに
ひろちょんのバイクが......上り坂になるとエンジンの音が低くなり減速するのです。
毎日乗り回していたので、そろそろ走れなくなるのかも?
オニウシノケグサ....姿がイチゴツナギに似てましたが、小穂が10ミリと長いのでオニウシノケグサと同定しました。
小穂が開いたら再確認です。
*ノゲイヌムギとイヌムギは似ているが、開花期に黄色い葯(花粉を入れる袋)が飛び出していたら、それはノゲイヌムギ。.......ヤクナガイヌムギというのもあるようなので勉強しときます。
イヌムギは閉鎖花(小花は開かずに、 自花受粉で結実。)が多く、葯は飛び出ない。開花しても葯が0.5ミリと微小なので見分けられる。
*ムツオレグサもチュウコバンソウも今日の発見です。もっと良い画像が撮れたら差し替えます。
*チュウコバンソウについては記述が少なく、参照画像もないので削除しました。
これはおまけの画像。
イネ科の本にスズメノテッポウ(田植え前の水田など、やや湿った所に生える。)
ノハラスズメノテッポウ(畑や路傍など、より乾いた場所に生える。)
と書いてあり、どの様に違うのか?比べて撮ってみました。風が強いため、ひっこぬいて撮影しました。
おっとと、上の太めサイズがスズメノテッポウです。
今日は、開花前と後では姿が変わるヒエガエリとカモガヤの紹介です。
今年4月24日撮影。 昨年5月13日撮影。
*開花するにつれて花序が横に広がる。
*ホソムギ、ホソネズミムギは、前に紹介したオニウシノケグサと共に、
牧草や法面緑化植物として島に入って増えだしたのか、よく見かける。
*イネ科は撮影も同定もめんどくさいです。.....めんどくさくて悩んだ分だけ楽しめるのかも?
*オオイチゴツナギは紹介済みですが、今回は葉が短いタイプで前回は葉が長いタイプです。
でも長いのと短いのがあるのか、ないのか、自信はないのです。
*島ではスズメノヒエ属の中で、この2種が早く、5月中旬頃から姿を見せます。そして小穂に長い毛が生えているのも、この2種だけです。
*マカラスムギ 島ではあまり見かけない、始めはカラスムギかと思ったが、近づいてみると長い芒が一本だけなのでマカラスムギとした。
*クロコヌカグサ 小さいタイプ(30~40センチ)と大きいタイプ(1メートル)がみられたので、両方とも紹介しました。
*エノコログサ属が咲き始めています。今見られるのはエノコログサ、ハマエノコロ、ムラサキエノコログサです。
キンエノコロ、コツブキンエノコロ、アキノエノコログサ、オオエノコログサも、じきに咲き始めます。
でも昨年撮影済みなので一緒に紹介します。
*どちらもコスズメガヤで大は花序が20センチ。小は花序が10センチ。
(ハイヌメリは花序の長さに変化がある。)
*ササクサ(まだ出始めで、左が枝が閉じた状態。右が枝が開き始めた状態。)
*チョウセンガリヤス
*フイリダンチク *シナダレスズメガヤ
*ヒメアブラススキ(八丈富士の鉢巻き道路で見れます。)
*アブラススキ(まだ出始めていませんが、ついでなので紹介しました。三原山で昨年の10/6に撮影)
*ウラハグサ 植栽
*ヌマガヤ *ノガリヤス
*イヌビエ *タイヌビエ
*ケイヌビエ
*ヌカキビ *チカラシバ
*メリケンカルガヤ *アシボソ(総は1~3本と様々)
*ダンチク *ベチバー
(八丈では風よけに畑の周囲に植えている。)