*屋久島のシダなど...

屋久島の一番寒い時期は、1月の中旬〜下旬のようです。
ですので今が底。
でも1日の最低気温は東京より10度ぐらい高く、温度差も少ないのです。

昨日は、1235mの愛子岳に登りました。この時期に登る人はいないので、とても静かで、聞こえるのは鳥のさえずりだけでした。
しかし、1000mを超えると、少ない雪が現れ、足元の水分は氷の状態。愛子岳の頂上付近は岩肌で、ロープにつかまりながらの岩登りです。この花崗岩に氷が張り付いて滑りやすく『生きて帰れるなら、シダ撮影はどうでもいい。』と思うほどでした。
頂上の写真です。

晴れれば、360度の展望ですが、雲が多く『う〜ん..残念』と言った状況でした。
タカサゴシダがみれました。


そして、これはホコザキベニシダ?それとも、ムラサキベニシダかも...

*全体の形、中軸の表側が紫色、羽軸の裏に袋状の鱗片、などの点でムラサキベニシダの可能性が高い。
これから繰り返し見れるので結論は先送りにします。

低地の沢沿いに咲きだしたサツマイナモリ







これは、一昨日の画像で海辺に近い沢沿いで見つけたコウモリシダ(初紹介)です。


*全体の様子。(見つけたのは一箇所ですが、群生しています。)



*栄養葉と胞子葉。



*裏の様子。



*横から撮影。