*屋久島のシダなど.....。

*本日は曇り。家で画像の整理などしながら過ごしています

まだ未紹介の画像、アイイヌタマシダ(イヌタマシダ×ナガバノイタチシダ)です。


5/17、中間川

*アイイヌタマシダ            *イヌタマシダ  
(比較するため同じ場所で撮影したイヌタマシダを記載しました。ナガバノイタチシダとイヌタマシダが混成していれば、屋久島では、珍しくはないのですが、雑種があるかな?と意識して観察しないと見逃しやすいシダです。)


『イワヒトデ属の考察』
田代海岸周辺の林床にはイワヒトデ属のイワヒトデ、オオイワヒトデ、ヤリノホクリハラン、オオバヤリノホランなどが多く見られ、ヒトツバイワヒトデ(ヤリノホクリハラン×イワヒトデ)、シンテンウラボシ(ヤリノホクリハラン×オオイワヒトデ)と推定できる雑種も容易に見つけることができる。オオバヤリノホラン、イワヒトデ、オオイワヒトデが混生している場所を探すと、オオバヤリノホランの雑種と推定できる個体も混ざって生えている。



オオバヤリノホランは国内では稀で、あまり知られていないシダです。
オオバヤリノホランの紹介画像




*二形(葉身の形は変わらず、葉柄が長くなる)
ソーラスをつける葉は葉柄が伸びて全長は60センチ程度になる。



オオバヤリノホランの推定雑種。

*オオバヤリノホラン×イワヒトデ        *オオバヤリノホラン×オオイワヒトデ




比較の参考画像として、シンテンウラボシ(ヤリノホラン×オオイワヒトデ)

*シンテンウラボシ

以上ですが、あくまで推定でしかないので忘れちゃってください。