来る度にいつもと違う風の色。

これで何回目になるだろう・・二桁にはなったのでは・・・今日も八丈富士に行ってきました。今回はお鉢の中の散策でした。此処にはまだハチジョウチドリ(ラン)がたくさん咲いてます。中央火口丘の周辺には数個の池があり、池の中ではオタマジャクシが泳いでました。周囲はオオミズゴケが群生しており、このオオミズゴケ(レッドデータブック絶滅危惧〓A類)、そうとは知らずに歩き回り踏みつけてしまった。厚い絨毯の上を歩いているような感触でお勧めです。お鉢の上に戻ると、爽やかな風が吹いていて疲れを忘れてしまいました。


シマタヌキラン
カヤツリグサ科、コタヌキランの伊豆諸島変種。
湿った岩の斜面などに良く生え、八丈富士のお鉢の周りには群落があります。
茎の先端には小穂が 4〜7個、密接してつき、普通垂れ下がっています。小穂の先端は雄性、その他は雌性。花穂がタヌキの尻尾に似ていることからこの名前が付いています。
【環境省レッドデータブック準絶滅危惧】
【富士箱根伊豆国立公園指定植物】


オオミズゴケ                    
湿原など湿った場所に大きな群落を作ります。     
茎は高さ10cm以上、茎葉は舌状、枝葉は楕円形。
島の中では八丈富士の中央火口丘の池周辺で見られます。
環境省レッドデータブック絶滅危惧〓A類】
富士箱根伊豆国立公園指定植物】