鉢巻道路から小島 母とやって来たのは 風の島だった。 一日の中にも四季があり どの季節も 風が吹いていた。 ここの風には うんざりするが 体に痛い風ではない。 母と過ごした つれづれは 風がページをめくるたび 昨日のように よみがえる ここの風には うん…
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