まえ仏 なんの因果か いま小鬼


2月撮影


コオニタビラコ(小鬼田平子) キク科 花期3月〜5月。水田や 畦道などに生育する。ロゼッタ状の根生葉の間から数本の茎を出し、直径1Cmほどの黄色の頭花をつける。 葉は根際 から出て深く切れこむ。若芽は食べられる。 「春の七草」のホトケノザとはシソ科の ホトケノザではなく、本種のこと。


ノミノフスマ(蚤衾) ナデシコ科 田畑や原野で普通に見られる。葉は対生し、長 さ1〜2cmの長楕円形。花弁は5枚で、10枚のように見えるが、1つの花弁が深く切れ込んで2つに見えている。花弁が萼片より長いのが特徴。 名は、柔らかく小さな葉を「蚤の夜具」に見立てた。


コオニタビラコの葉はロゼット状に八方に広がっていて、その姿を「仏の座」にたとえて、昔はホトケノザとよばれ、春の七草の一つに数えられていました。シソ科のホトケノザは七草ではないので食べられません。