*久しぶりにシダの撮影。

最近、ずっと出かけなかったので運動不足。体調管理を兼ねて、シダの撮影に行ってきました。場所は、本厚木からバスで40分の『神奈川県の愛甲郡愛川町半原』で、塩川滝というのがある所です。(色々なシダを見ましたが、撮影はその一部で、気の向いたシダだけです。紹介は撮影順でっす。)


*イワオモダカ



裏を見ると胞子が付いていないのと付いているのが....



表面に毛が多い個体の裏を見ると...やっぱり裏もモジャモジャでした。




この地域で、ヒトツバとは、予想外でした。

*ヒトツバ



イワオモダカやヒトツバが観れたのでやや満足 ....でも滝はまだ先です。
道沿いの崖地で幼体?も撮影。何かな?

*?



滝に近づいたのか、湿度がアップ。このような場所に共通したシダが現れてきました。

オオバノアマクサシダ幼体。(このような斑が入るのは、幼体の時だけと思われます。)




*ヒメカナワラビ。20センチぐらいの小さな個体。


滝に到着です。滝の周辺も興味深いので、調査開始。
シダではありませんが、クジャクゴケ。それとサジランの幼体がありました。

クジャクゴケ




*サジラン幼体。たぶん



さて、今回のハイライト&とっておきの紹介は....ヒメマメヅタ。

マメヅタの株が沢山ある中で2株だけでしたが、周囲のマメヅタよりも明らかに小さい栄養葉をつけているのがありました。


*ヒメマメヅタ(見つけた2株)初紹介


これだけではわかりませんよね。そのために大きさがわかる画像も撮りました。
すぐ近くの通常の大きさのマメヅタとの比較です。


*大きさの比較。


*もう一枚。

裏もついでに



最後はクリハラン、ヒロハヤブソテツ、コモチシダ
コモチシダの多くは先端部が下向きでっすが、この個体は上向きなので撮影しました。



*クリハラン  ちょっとピンボケですね。



*ヒロハヤブソテツ



コモチシダ

*(ヒメマメヅタは隣接している相模原市の小倉山でも記録されています。)