*シダ観察会(小田原西部)

本日(5月24日)、小田原西部の水之尾-入生田方面で行われたシダの観察会に参加しました。
今回も多くのシダを見ましたが、何度か紹介してるシダは撮影しませんでしたので、
今回の紹介は少しです。


ナガホノナツノハナワラビ





ヒメカナワラビ
ソーラスは撮影しませんでしたが、下から上に向かってついてるのを確認しました。


*観察できたのは、以上の他にオニカナワラビ、メヤブソテツは沢山あり、ホソバトウゲシバ、ミツデウラボシ、ヘラシダ、ウチワゴケ、マツザカシダ、アマクサシダ、キジノオシダ、イワヘゴ………等々


サルナシ                 ゴムタケ


以上簡単ですが終了です。


同行者の方が、千葉で見たハチジョウカグマが『すごく綺麗だった。』と言っていたので、
本場(八丈島)のハチジョウカグマを再紹介する約束をしました。

今の時期の 若葉は紅葉?していて、美しいです。(ですが、すべての若葉が紅葉?する訳でなく、緑のままの葉もあります。)

*左側は普通に見つかりますが、右側は探さないと見れません。

それと、ハチジョウカグマとコモチシダの大きさについてもよく聞かれます。

本土のコモチシダは、ほとんど法面から垂れ下がる姿なので、葉の全容が見えますが大きいとは思いません。

三浦半島、逗子方面で撮影。)

八丈島のハチジョウシダは斜面に多く見られ一度上に伸びるのですが、大きいためその自重で垂れ下がる姿です。
つまり、葉が垂れ下がるが、葉柄は垂れているわけではなく、葉の後ろに隠れる姿になります。
それでも、ハチジョウカグマの方が大きく見えるのです。


斜面で見られる芽立ちの頃の画像をしょうかいします。

画像に見える様に前年の葉の後方に、新芽の葉柄が地面から立ち上がってます。葉が展開するに従い、お辞儀をするように葉の上部が垂れてきます。
正面から見ると垂れた部分が見える(これも画像で確認できます。)のでコモチシダのように全容はみえません。

垂れ下がって見える部分だけでコモチシダと同じ位の
ハチジョウシダは普通に見る事ができます。


それと、参加者の方から、まだ見た事がないシダの標本を頂きました。
じっくり見る事ができました。ありがとうございました。