2011-01-01から1年間の記事一覧

苔探し 慣れたる山も 知らぬ山。

*苔に入り込むと、それは深い迷路の奥の泉にいる様で、世間の出来事がどんどん遠のいていきます。(仏陀が言った悟りの世界、浄土なのかもしれません。)な〜んてね。*下記に紹介中のシダは町田市で撮影しました。 ハコネシダ ホウライシダ科。 山林中のや…

米作り 泥鰌と一緒に 遊べない。

*下記に紹介中のシダは町田市で撮影しました。 クジャクシダ(孔雀羊歯)ホウライシダ科の夏緑性シダ。 葉の枝分かれに特徴があって、それぞれに羽状複葉に なった枝(羽片)を扇のように広げる。フモトシダ (麓羊歯) コバノイシカグマ科。常緑性の多年草…

癒される 静かなブーム 苔女増え。

*歴女、鉄女、そろそろ苔女が話題になるのでは?*八丈島のシダではありません。 デンジソウ(田字草) デンジソウ科の夏緑性水生シダ。漢字の「田」に似ているので、田字草と名前が付いた。環境省RDB絶滅危惧IB類(EN)ヒメハイホラゴケ コケシノブ科の常緑…

苔調べ 検索すれば 価格付き 地獄の沙汰も 苔のむすまで。

*苔も商品だったのか.....水も商品だし....やがて空気も.... *八丈島のシダではありません。(町田周辺で撮影したシダです。) トクサ トクサ科の常緑性シダ。ミズニラ ミズニラ科の夏緑性水生シダ。 *こちらは八丈島の苔です。 フォーリースギバゴケ(ム…

米や肉 オバマの好きな 泥鰌鍋。

*八丈島では見られません。(町田周辺で撮影したシダです。) コンテリクラマゴケ(イワヒバ科)....明治の初めに園芸植物として日本に 入って来て、今ではそれが暖地の里山に帰化しているそうです。ナツノハナワラビ (ハナヤスリ科) 夏緑性。春に芽吹き…

苔探し 苔しか見えぬ 秋の山。

*町田の家に帰った時、ついでに八丈で見れないシダを撮影したくなり、パチり....それが15種ぐらいあるので紹介します。 (苔だけだと花が無いので...なのに、そえたシダにも花が無いとは...)イワヒバ イワヒバ科の常緑シダ。岩壁 ・岩上に生育する。水の滴…

考えて 一歩あゆんで また思案。

3月撮影。 11月撮影。コツクシサワゴケ (タマゴケ科).... 湿った岩などに塊を作って生える。茎の高さは1-2cm、 春には1.5-2.5cmの さく柄を伸ばし、頂部に黄緑色の球形の さくをつける。(苔が作り出す不思議な景色?見ていて飽きないですね。) *さく と…

低気圧 終日島を 丸洗い。

今週は久しぶりにシダの撮影をしたので、そのシダの紹介もします。 イノモトソウは珍しいシダではありませんが、八丈島では探してもなかなか見つからないシダです。 サンショウモ (山椒藻)サンショウモ科。一年草の浮遊シダ植物。 イノモトソウ (井の許草…

揺れる葉が 化粧済ませて 旅支度。

コスギゴケ スギゴケ科。...半日陰地の湿った土の上に群生します。これは雄株で、花のように見えるのは雄器盤 です。 *雄器盤に雨滴が当たると、精子は雨水と共にとばされて雌株に届くそうです スギゴケ スギゴケ科。....画像は雌株で、細く伸びているのは…

北風を 迎え石蕗 山飾る。

*苔の紹介を始めてから、山に行く楽しみが以前より増えました。 ジャゴケ ジャゴケ科。....湿った地面や岩の上に普通に見 られる苔。表面に蛇の鱗のような模様がある。ヒメジャゴケ ジャゴケ科。....庭や路傍などの湿った土上に生える扁平(へんぺい)なコ…

雨風も 何時しか友の 島暮らし。

*明日から冬らしい寒さになるとの予報ですが、八丈は東京より最低気温が5度ぐらい高いので、冬の寒さは年が明けてからになります。...さて苔の続きです。 ゼニゴケ(ゼニゴケ科)雌雄異株。画像はゼニゴケの精子を作る器官(雄器托)。雨が降ると精子が傘…

美味いねと 言うも言わぬも 一人鍋。

*一日中降り続く雨、今日も苔の紹介です。きっと、シダやコケにはありがたい天気なんでしょうが... ジンガサゴケ (ジンガサゴケ科)平たいところがコケの本体とも言える 葉状体 ( ようじょうたい )で、上に乗っているのが雌の生殖器官で雌器托(しきたく)…

里芋を 貰って帰る 我が住まい 妻や子どもと 遠く離れて。

*今日も清々しい一日でした。 紹介できるのは苔しかありません。 スナゴケ ギボウシゴケ科の蘚類。 半日陰地から日当りのよい場所の湿った砂質土上に群落をつくる。高さ2〜5センチ、黄緑色であるが、乾燥すると灰白色を帯びる。カサゴケモドキ ハリガネゴケ…

さつま芋 秋サバもある 空の雲。

コブナグサ(子鮒草)イネ科の1年草。花期 9〜11月...水田の畦道・小川の 辺・湿った荒地などに生育する。 ケイヌビエ (毛犬稗) イネ科の1年草。 花期 7〜11月。イヌビエの変種で、全体が大きく、水辺に群集する。穂には長い のぎ(芒)がある。 ホウオウゴ…

それぞれの 自分勝手が 無理もなし。

イタチガヤ(鼬茅) イネ科の多年草。 花期 8−11月。... 山地の斜面などに 見られる多年草。高さ20cm程度。葉は互生し、長さ3cm程度の披針形。秋に茎先に 穂状花序を出し、小穂を密につける。 ヒメアシボソ イネ科の一年草。 花期 10〜11月。...アシボソとは…

あれやこれ 心のひだを 込めて文。

*実はこれといって紹介する画像がありません。ほんとに無いのかと言えば.....あることはあるのですが..... イネ科やカヤツリグサ科よりも地味で日の当たらない植物なので、きっと興味の無い方にはツマラナイでしょう。 それは、これまでの2年間の撮影で自…

2ヶ月は まだかもうかの 分かれ道。

*ハヤー.....今日から11月ですね。 *三原山頂での本日の撮影。(ヒメアブラススキらしきイネ科植物は家の近くで撮影。) ヒメアブラススキ(姫油薄)花期10~11月。... 暖地の丘陵から山地の草地、崖、道端などに生える高さ50 〜80㌢の多年草。茎は細く、節…

潮騒が 心に浸みる 小春かな。

*昨日の続きで、10月下旬の八丈富士で撮影したものです。 山地の木陰で咲き出し始めたキッコウハグマ。とても小さいキク科の花です。 ヤブコウジの花は下を向いて咲くので撮影も下の方から....低い姿勢で。 カリマタガヤ 小さくて細くて、頼りなさげな草。…

祭り過ぎ 風も冷たき 残り柿。

*どうやら喉の痛みも和らいで回復に近づいてきました。10月下旬の八丈富士での撮影です。 ハチジョウアキノキリンソウ(アキノキリンソウ の 仲間で八丈島のある伊豆諸島などに分布し。 ミヤマアキノキリンソウの変種といわれる。背が低く葉が大きくずんぐ…

休憩は お土産付きの 椎の下。

*昨日の夜、少しのどが痛いと思ったら風邪のかかり始めだった様です。それでも山に撮影に行きましたが、明日は家の中でおとなしく過ごすことにしました。 いつも新しい花に出会う訳ではないので再紹介になります。 センブリが三原山の上のほうで咲き始めて…

タイトルが 浮かばぬ夜も あるんだよ!

*そうなんです、考えても何も出てこないのでやめました。で...このタイトルに ホシクサ(ホシクサ科)湖岸、浅い沼沢地、水田、湿原などの水湿地に生育する 1年草。 ハリイ(カヤツリグサ科) 花期は6〜10月。別名オオハリイ... 細い茎を針に 見立てたもの…

主張ない 野田はオバマの 使い番。

*まったくどこの国の総理なのか? 政治の世界、基地も関税も混迷が続きます。 ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)タテハチョウ科 ......名は、メスの前のはねの前半分が黒いことによる。オスには この黒い部分はありません。(画像はオス)テングチョウ(天狗…

静かなる 山に踏み入る 足音に 鳥も飛び立ち 我も驚き。

*今日の午後は雨が上がったので八丈富士の腰巻き道路(富士環状林道)の東側(一部工事中)を歩いてみました。 アオミズ イラクサ科 道脇にたくさん生育してました。今回は名前の通り茎も青く水々しい姿をしてました。 チャガヤツリ カヤツリグサ科 小穂が茶…

晩秋の 野に鮮やかに 紫の 化粧施し 楚々とリンドウ。

*相変わらず降り続いています。撮影もできず何を紹介したらよいのでしょうか。 イタビカズラ(イタビ葛)クワ科....イタビとはイヌビワのことでイヌビワの仲間で茎がつる状になるので葛の名が付いている。葉は細長く先端が尖っている。 オオイタビ (大崖石…

資本主義 行き着く先は ウォール街。

それではいつものようにイネ科です。 アシボソ 丘陵地帯の明るい夏緑広葉樹林中や林縁、谷 沿いの山道などのやや湿った場所に生育する1年草。茎は地表面を這って伸び、長さ1m近くにまで伸びて、所々から根を出して群落を形成する。ササガヤより大型である。…

富士三原 姿盗んで 秋時雨。

*今日の八丈島はず〜と雨でした。予報では今週はこのまま雨が続く様です。 そして、秋を賑わしていたカヤツリグサ科も終わる時期になります。時期の終わる前に(カヤツリグサ属)の造形美をまとめて紹介します。 *明日も寝坊ができそう、雨の日の寝坊は少し…

一眠り それがうっかり 二眠り。

今日はカヤツリグサ科(ホタルイ属)の紹介です。 イヌホタルイ (犬蛍藺) 池や湿地などに分布していいる 抽水植物(根は水底の土壌中にあり、葉や茎が水面から出ている)で1年草。草丈約50 ㌢〜70㌢になる。 サンカクイ(三角葦)草丈0.5〜1.2メートル、茎の…

古希ならば 年金じゃなく 医療費だ。

*しょうこりもなくイネ科の紹介です。 ササガヤ(笹萱)...ササに似た小型の葉を つけることから、「ササ」の名前がついている。半日陰の道端や林の縁に生える1年草 。草丈20㌢〜60㌢で、茎は細く下部は長くて横に這い節からは根を出す。 カゼクサ(風草).…

東北の 草むらで泣く 虫の声。

今日はカヤツリグサ属の紹介です。秋になると一斉に咲き出すので草むらは賑やかになります。 コアゼガヤツリ(小畦蚊帳吊).高さ20 〜60cmの1年草です。 田のあぜや溝のふちなどの湿ったところに 生育する。 赤褐色の小穂が線香花火のようにつくことから、ミ…

願い事 出雲にメール 神無月。

三原山で撮ったイラクサ科のヤマトキホコリとアオミズです。どちらも山菜として食用できるそうです。 ヤマトキホコリ(山時ほこり) 山地の陰湿地に生える多年草。山地に生育するトキホコリという意味です。 ついでにトキホコリとは 低地 の湿ったところに生…